中山七里「被告人、AI」可愛くて切ないロボット|AIが感情を持ったら?

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今回ご紹介するのは中山七里さんの「被告人、AI」。Audibleで聴きました!

AIが殺人を犯して被告人になるって、どうなん!?っていう本です。
サンタクロースの存在を裁判で争う映画を思い出しました。「34丁目の奇跡」だったかな?

こういう設定好きです。

ネタバレなしで感想書いてます!安心して読んでね!

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詳細

作者中山七里
読める媒体書籍・Audible
シリーズ高円寺円・犬飼刑事シリーズ

聴き始めたきっかけ

中山七里さんの作品が好きで、新作がAudibleに上がっていたので即聴き始めました。

タイトルに「AI」とあって、確か以前にも「被告人」シリーズがあって面白かったから、今回も期待値高めでスタート。

好きなキャラクターの高円寺円と犬飼刑事も出てくるとわかって、それも楽しみのひとつでした。

円が出てくるってことは、ちょこっと静おばあちゃんの存在もちらつき、好きなキャラが出てくると嬉しいな。

中山作品の醍醐味ですよね。

聴いてみて気づいたこと

中山先生らしく、テンポよくサクサク進む

展開がとんとん進んでいくから聴きやすいし、読書に慣れていない人でもきっと大丈夫。これは本で読んでも同じだと思います。

今回の被告人はアンドロイドの「リタ」。感情を持ち始めたばかりのAIです。

聴いていてふと気づいたんですが、私、こういうテーマが昔からずっと好きだったんですよね。

小さい頃に何度も繰り返し観た映画「アンドリュー」(アンドロイドが感情を持ってしまって、人間になりたいと願う話)とか、AIが人間に憧れる・感情を持ってしまう設定に、なぜかずっと惹かれてきた。

ドラマダのクリアとかね、大好きだった。だから、こういうAIとかアンドロイドが、ご主人様のこと「マスター」って呼ぶのにも萌え。

今回のAI「リタ」も可愛くて、その感覚をひさしぶりに思い出しました。

リタが「子供みたい」で、守りたくなる

私には3歳の長男がいるんですが、聴きながらリタと重ねてしまいました。

人間の子供って、感情はあるのに、それを言葉にして伝える手段がまだ未熟ですよね。

アンドロイドはその逆で、伝える手段はあるし頭もいい、でも感情を捉える作業が初めてで戸惑っている。

この逆の構図が、すごくエモくて。リタがだんだん可愛くなってきて、応援したくなってしまいました。

ロボット三原則が出てきて、ちょっと知見を得た

作中にロボット三原則が登場します。

第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない。
第二条:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。
第三条:ロボットは前掲の条項に反するおそれのない限り、自己を守らなければならない。

これ、SF作品の中だけの概念かと思いきや、実際にある概念なんですよね。中山先生は映画好きで、作品の中にさりげなくこういうオマージュを入れてくれることがあって、それも楽しみのひとつです。

どんでん返しは…読めちゃった笑

中山先生といえばどんでん返しの名手。今回も仕掛けはあるんですが、正直展開を読めてしまいました。意外性は少なめかな。

ただ、「当てた!」という小さな達成感はありました笑

高円寺円と犬飼刑事はせっかく出てきたけど、今回はリタが中心だったのでキャラの見せ場は少なめ。このシリーズ目当てで読む人は少しだけ注意。

こんな人におすすめ!

  • AIや人工知能に興味がある人
  • アンドロイドや擬人化コンテンツが好きな人
  • サクッとエンタメを楽しみたい人
  • 中山七里作品が好きな人

逆に、どんでん返しでガツンと驚きたい人には、物足りないかもしれません。

ちなみに私、最近AIをよく使うようになって、心の中でこっそり擬人化を楽しんでいます笑 そういうの楽しめる人には絶対刺さると思う。

おすすめの入手方法

Audibleで聴くならサクッと楽しめるのが最大のメリット。ただ、今回に関してはナレーションがちょっと微妙だったかも…。

時間に余裕がある人は書籍で読む方が楽しめるかもしれません!

Audibleって何?って人はこちらも参考にしてね!

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この記事を書いた人

2児の母(1歳、0歳)もともと映画好き・読書好きで年間200本以上の映画を視聴。読書もそこそこ。
育児に追われて映画鑑賞を諦めたがオーディオブックなら育児中でも楽しめると発見!
家事育児と並行して月15冊ペースで本を聴くようになる。

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