「自分の人生、このままでいいのだろうか」
「何かに熱狂したいけれど、現実は淡々と過ぎていく」
そんな漠然とした停滞感を抱えている方にこそ、手に取ってほしい一冊があります。今回ご紹介するのは、薬丸岳さんの渾身のミステリー『死命』。
タイトルが示すのは「死ぬ運命」か、それとも「果たすべき使命」か。
読み終えた後、あなたはきっと「自分の命をどう使うか」を問い直さずにはいられなくなるはずです。

3人兄弟(3y2y0y)のママ
出不精インドア派で映画と読書が好き
育児に追われて映画観れなくて悲しくなる
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作品概要
| 項目 | 内容 |
| 作者 | 薬丸岳 |
|---|---|
| 代表作 | 『天使のナイフ』(江戸川乱歩賞)、『友罪』、『Aではない君と』 |
| 受賞歴 | 第51回江戸川乱歩賞、第39回吉川英治文学新人賞など |
| 映像化状況 | 2019年にテレビ朝日でドラマ化(主演:吉田鋼太郎) |
あらすじ
警視庁捜査一課の刑事・蒼井凌は、ある日、余命宣告を受ける。
自らの死を覚悟した彼は、未解決の連続殺人事件を追うことに執念を燃やす。一方、若く聡明なデイトレーダー・榊信一もまた、重い病に侵され、自らの余命がわずかであることを知る。
「死」を突きつけられたとき、榊が選んだのは、内に秘めていた「殺人衝動」を解放することだった。
逃げ切れるはずのない状況で、最期に自らの欲望を完遂しようとするシリアルキラー。それを阻止しようとする、同じく死にゆく刑事。
互いに時間が限られた二人の男が、それぞれの「使命」を背負って激しく交錯する。魂を削り合う追走劇の幕が上がる。
作品が放つ唯一無二の魅力:なぜ私たちは「美しい殺人鬼」に惹かれるのか
本作の最大の魅力は、「究極の状況下での善と悪の対比」にあります。
主人公の二人はいずれも「余命宣告」という同じ絶望を抱えています。しかし、一方は正義を全うするために命を燃やし、もう一方は悪に染まることで生を実感しようとする。
この対極の構図が、物語に圧倒的な緊張感を与えています。
特に注目すべきは、犯人・榊信一のキャラクター造形です。
彼は知性的で端正なルックスを持つ「イケメン・シリアルキラー」。かつてのテッド・バンディのように、一見魅力的で社会に溶け込んでいる人物が、裏で残虐な行為を繰り返す。
このギャップが、読者の心理に「恐怖」と「抗いがたい興味」という矛盾した感情を呼び起こします。
単なる勧善懲悪に留まらず、犯人がなぜその道を歩まざるを得なかったのか。その背景に潜む**「家族の歪み」や「母性への渇望」**といった普遍的なテーマが、物語に深い奥行きを与えているのです。
私の推しポイント!
正直に言うと、読み終えた後はかなり「重い」です。でも、その重さが心地よい。
特に私が惹かれたのは、やはり犯人・榊のキャラクター!
ゆり「影のあるイケメン殺人鬼」という設定は、どうしてこうも心を掴むのでしょうか。大好き!
HUNTER×HUNTERでもイルミが大好き!ヒソカもクロロも好き。影のあるイケメンで殺人鬼って、謎のダークな色気がすごいんですよね。
二次創作限定だけども、すごい好き。
そして、物語を通じて描かれる「母親」という存在の大きさ。
影のあるイケメン殺人鬼っていろんなところで登場するから、みんな好きなんだと思う。
そして彼らの人格を形成する歪んだ愛情の根源にはいつも母親がいる。割とお決まりの展開…。
私自身、3人の子供を育てる親として、彼らの心の欠損を目の当たりにするのは非常に辛いものがありました。産んでから、ちょっと前より恐ろしくなった。
「この子たちを、まっすぐに愛そう」
ミステリーとしての面白さを堪能しながらも、図らずも自分自身の育児や家族のあり方を振り返る、反面教師的な気づきを与えてくれた作品でもありました。
この没入感を「耳」で体験するという選択肢



実は今回、私はこの物語をAudible(オーディブル)で体験しました。
これが、想像を絶する没入感だったのです。
プロの朗読による圧倒的な実在感
本作の朗読を担当しているのは、なんと俳優の吉田鋼太郎さん!
ドラマ版でも主人公の刑事を演じたご本人が、その渋い声で一文字一文字に命を吹き込んでいます。刑事の苦悩や、追い詰められた人間の呼吸までが耳元で再現され、物語が立体的に立ち上がってくる感覚は、活字とはまた違う興奮がありました。
「Audibleあるある」を越える感動
男性ナレーターが女性の声を演じる際の違和感は多少あるものの、吉田さんの圧倒的な演技力がそれを補って余りあります。
特に、自身が演じた役柄のセリフの説得力は、もはや朗読の域を超えた「ドラマ」そのものでした。
隙間時間が「事件現場」に変わる
家事の合間や移動中など、手が離せない時間もこの濃密なサスペンスの世界に浸ることができました。



忙しい日常の中で、これほど重厚な物語を「聴き終えた」時の達成感は、Audibleならではの贅沢です。
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ここからネタバレ注意!



物語の核心に触れています。未読の方はご注意ください。
本作で最も切なかったのは、榊が凶行に走った引き金が、母親への屈折した感情だったという点です。
阿部サダヲさんが主演した『死刑にいたる病』や、宮部みゆきさんの『模倣犯』にも通じるものがありますが、シリアルキラーの裏側には、常に「愛されたかった子供」が泣いています。
最後に蒼井刑事が榊を追い詰めるシーン。
同じ死に直面した者同士だからこそ通じ合える、奇妙な共鳴がそこにはありました。
榊にとって殺人は「自分が生きた証」だったのかもしれません。それを、命を懸けて否定し、救おうとした蒼井の姿には、涙なしには聴けませんでした。
まとめ|本の世界に深く潜る体験を、まずは無料で
薬丸岳さんの『死命』。
それは、人間の闇を見つめながら、同時に「命の輝き」を再確認させてくれる傑作です。
「本を読む時間がない」「重厚なミステリーをじっくり味わいたい」という方は、ぜひAudibleでこの衝撃を体験してみてください!
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